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まずは主治医の指示に従って処方された外用薬や抗ヒスタミン薬などを用いて治療することが重要です。改善がみられない場合は入院治療を行うこともあります。
それでも全身に広がった湿疹が改善しない場合、一部の患者さんでは、さらに強く炎症を抑える必要があります。その治療法の一つに免疫抑制薬による内服療法があります。
免疫抑制薬は免疫にかかわるTリンパ球に作用し、異常な免疫反応を抑える飲み薬です。
もともと腎移植や骨髄移植などに使用するために開発された、免疫を調整するお薬で、現在ではネフローゼ症候群や再生不良性貧血、皮膚の病気では乾癬に使用され、世界中の多くの国で使われています。
また、アトピー性皮膚炎にも、免疫にかかわるTリンパ球が作用していることが知られていますので、免疫抑制薬はアトピー性皮膚炎にも効果があります。
免疫抑制薬は、16歳以上のアトピー性皮膚炎の患者さんで、これまでの治療で十分な効果が得られず、強い炎症を伴う湿疹※が広範囲にある患者さんに使用されます。


免疫抑制薬は湿疹が悪化している時期に、一時的に服用します。また、服用量は患者さんの湿疹の症状や体重によって異なります。改善されれば服用を中止し、外用薬を中心とした治療を行います。従って継続して服用するお薬ではありません(最長でも3ヵ月間服用したら、一旦は中止します)。
服用の際には、定期的に効果や安全性を観察し、可能な限り服用期間は短期間にとどめることが大切です。詳しくは主治医の指示に従ってください。