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腎臓はソラマメのような形をして、背骨の両側にひとつずつあります。腎臓のもっとも重要なはたらきは、血液をろ過して、からだに必要のない老廃物を取り除き、尿として排泄しています。
いずれも腎臓のはたらきが徐々に低下し、老廃物や水分や塩の排泄が十分にできなくなり、生命が危険になる状態を慢性腎不全といいます。
腎臓病になる原因はさまざまですが、腎臓そのものの病気による場合と、糖尿病など他の病気が引き金となる場合があります。 この腎臓の機能が低下した腎不全の患者さんは全国に16万人以上おられます。

腎移植と人工透析があります。
慢性腎不全になった腎臓は、残念ながら健康な腎臓に戻すことはできません。
しかし、腎臓のはたらきを肩代わりしてくれる人工透析や他の人の腎臓を移植する腎移植といった治療法があります。
人工透析も腎移植も、ともに慢性腎不全の確立された治療法です。
人工透析は、尿毒症1)を確実にコントロールできますが、あくまでも症状を抑える治療(対症療法)なので、腎不全そのものは治りません。

1)尿毒症
老廃物などが血液中に蓄積して、さまざまな障害が起きる状態。
多くの場合、ダメになった腎臓をそのままにして、頂いた腎臓を腰骨のなかに植え付けます。

生体腎移植と死体腎移植の2つがあります。

一般に兄弟や親子の間で行われる移植で、健康な血縁者から片方の腎臓の提供を受けます。

献腎移植ともいいます。
心臓死(一般的な死のこと)もしくは脳死で亡くなった方の腎臓を移植するもので、レシピエント(臓器をいただく方)はあらかじめ日本臓器移植ネットワークに登録しておき、腎臓の提供があるのを待つことになります。