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原則的には、末期腎不全であるほとんどの患者さんが腎移植の適応です。虚血性心疾患、弁膜症、透析心など長期透析による心疾患を合併した透析困難症のある患者さんでも、術前評価にて全身麻酔が可能であれば移植は受けられます。全身麻酔が不可能な場合や移植術後の水分負荷に耐えられないようであれば、虚血性心疾患に対してはPCI(冠動脈インターベンション)やCABG(冠動脈バイパス術)を、弁膜症には弁置換術を移植前に施行します。透析やシャントによる心負荷の軽減、移植による透析心の改善があるため、虚血性心疾患や弁膜症末期の低心機能患者さん以外に対しては、心機能が悪くても積極的に移植を行うべきだと思われます。
監修:名古屋第二赤十字病院・打田和治