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軽度の拒絶反応で、治療により腎機能が拒絶反応の起こる前と同じレベルまで改善するものは、機能する期間にはほとんど影響しないと考えられます。しかしながら、ひどい拒絶反応で、治療により拒絶反応が治ったあとでも、移植腎機能が拒絶反応の前のレベルまで戻らない場合や、繰り返し拒絶反応が起こる場合には、徐々に移植腎機能が低下することがあり、このような場合には腎臓が機能する時間が短くなる可能性があります。しかしながら、免疫抑制療法が進歩した現在では、軽度の拒絶反応がほとんどになり、腎臓の生着期間に影響を与えるような急性拒絶反応は少なくなりました。
監修:名古屋第二赤十字病院・打田和治