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放射線治療は主に痛みを軽くするのに用いられます。多くの場合、放射線治療開始から数日で痛みが軽くなってきます。
放射線治療は、少しずつ何回かに分けて照射し、副作用が起こりにくいようにします。
放射線を照射している間は、照射部位が動かないようにじっとしている必要がありますが、放射線治療そのものに痛みなどはありません。
また、画像検査で脊椎に骨転移がみられ、脊髄圧迫による麻痺が生じる危険性がある場合は、脊椎に放射線を照射して麻痺を予防することもあります。
副作用は放射線を照射した部位にもよりますが、皮膚が赤くなったり気分が悪くなったりすることがあります。

鎮痛薬は、痛みの原因を取り除く治療ではなく、あくまで痛みという症状を和らげるための治療です。 しかし、痛みは日常生活に大きな影響を及ぼし、身体や心を弱くしてしまうことがあります。 主治医の指示を守って鎮痛薬を活用し、痛みを上手にコントロールするようにしましょう。
非ステロイド性消炎鎮痛薬
痛みの原因の1つは、骨転移によって炎症や痛みのもととなる物質がつくられるためです。
非ステロイド性消炎鎮痛薬は、この物質がつくられるのを抑えるはたらきがあります。
このタイプの鎮痛薬は比較的軽い痛みの場合に用いられます。副作用として胃痛や腹痛などがあります。
オピオイド鎮痛薬(モルヒネなど)
痛みの信号が神経を通じて脳に伝わるのを抑えます。
最も有名なオピオイド鎮痛薬はモルヒネです。モルヒネには「禁断症状が出る」「末期がんにしか使わない」「命が短くなる」などの誤解がありますが、鎮痛のために適正に用いるかぎり、こうした状況は起こりません。
もしモルヒネに不安や疑問がある場合は、主治医や看護師、薬剤師に相談しましょう。

手術は身体に大きな負担をかけてしまいますので、定期的に骨の検査をするとともに、もろくなっている骨を見つけたらビスホスホネート療法や放射線治療で骨折しないようにし、できるだけ手術が必要にならないようにすることが大切です。
特に肺がんの骨転移では、複数の骨がもろくなって手術が困難な場合がしばしばあります。
しかし、骨折してしまった場合や、放射線治療を行っていたにも関わらず痛みが残っている場合には、手術を行い骨折部位の治療と補強をします。
手術はできるだけ身体に負担をかけないようにし、骨を特殊なセメント(骨セメント)や金属プレートなどの装置で固定します。また、手術の後に放射線治療を行うこともあります。

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