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2005年7月20日

報道関係各位

ノバルティス(スイス)が発表しましたリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けします。

ノバルティス、2005年上半期も好業績を達成

2005年7月14日、バーゼル発

主要数値

2005年上半期(2005年1~6月の6カ月間)
  2005年上半期 2004年上半期 前年同期比(%)
  百万
米ドル
億円 売上高比(%) 百万
米ドル
売上高比(%) 米ドル
ベース
現地通貨
ベース
売上高 15,140 16,351   13,612   11 8
 医薬品 9,921 10,714   8,882   12 9
 サンド(ジェネリック事業) 1,635 1,765   1,456   12 8
 コンシューマーヘルス 3,584 3,870   3,274   9 7
営業利益 3,529 3,811 23.3 3,169(1) 23.3 11  
当期純利益 3,123 3,372 20.6 2,778(1) 20.4 12  
1株当たり当期純利益
(ADSベース)
米ドル
1.34

144
  米ドル
1.17(1)
  15  

(1) 2005年の会計基準ベース

(1)本業績報告は、2005年1月1日に適用された新国際財務報告基準(IFRS)を採用しており、報告上のその他変更も行われています。2004年の数値は、2004年にすでに会計基準の変更が行われていたとみなし変更した数値で示しています。

・日本円は、便宜上1米ドル=108円(2005年第2四半期のおよその期中平均レート)で換算しています。

2005年第2四半期(2005年4~6月の3カ月間)
    2005年第2四半期     2004年第2四半期   前年同期比(%)
  百万
米ドル
億円 売上高比(%) 百万
米ドル
売上高比(%) 米ドル
ベース
現地通貨
ベース
売上高 7,799 8,422   6,973   12 9
 医薬品 5,132 5,542   4,572   12 9
 サンド(ジェネリック事業) 832 898   737   13 9
 コンシューマーヘルス 1,835 1,981   1,664   10 8
営業利益 1,849 1,996 23.7 1,715(1) 24.6 8  
当期純利益 1,646 1,777 21.1 1,508(1) 21.6 9  
1株当たり当期純利益
(ADSベース)
米ドル
0.70

75
  米ドル
0.63(1)
    11  

(1) 2005年の会計基準ベース

ノバルティスの会長兼最高経営責任者ダニエル・バセラ(Dr. Daniel Vasella)は次のようにコメントしています。「2005年上半期は、ノバルティスの幅広いヘルスケア製品群により好業績がもたらされました。オンコロジーおよび循環器系領域の治療薬が、患者さんの治療に及ぼすユニークなベネフィットに下支えされ、ダイナミックな成長を遂げました。2005年下半期には、いくつかの画期的な候補化合物の試験結果が得られる予定です。ヘキサルおよびイオン・ラブズの買収は計画通り進行しています。総じて、2005年の業績目標達成に向け順調に推移しています」

売上高

2005年上半期(2005年1~6月の6カ月間)

2005年第2四半期(2005年4~6月の3カ月間)

グループの売上高は12%増の78億米ドルに
すべての事業部門が二桁成長を達成した結果、グループの第2四半期の売上高は、前年同期比12%増(現地通貨ベース9%増)となりました。

IMSヘルスによると、ノバルティスは、世界のヘルスケア市場でのシェアを前年同期の4.4%からさらに伸ばし、2005年1~5月の5カ月間のシェアは4.6%となりました。

医薬品の売上高は12%増加し、51億米ドルに
医薬品の売上高は、主力ブランドの「ディオバン」「グリベック」「ロトレル」「フェマーラ」「ゾメタ」に牽引され、前年同期比12%増(現地通貨ベース9%増)となりました。

ジェネラル・メディシン(マチュア製品を除く)は、循環器系領域の製品群が「ディオバン」の競争激化および米国ブランド高血圧症治療薬市場の成長鈍化にも関わらず、前年同期比19%増(現地通貨ベース17%増)を達成した結果、14%増(現地通貨ベース12%増)となりました。スペシャリティ・メディシン(オンコロジー、移植免疫、眼科)の売上高は、18%増(現地通貨ベース14%増)となりました。オンコロジーの売上高は、「グリベック」「フェマーラ」の成長が続いた結果、前年同期比23%増(現地通貨ベース20%増)となり、眼科の売上高は「ビスダイン」が主要市場で好業績を収め、12%増(8%増)となりました。

第2四半期の米国の売上高は、「ディオバン」「ロトレル」「ゼルノーム」およびオンコロジー製品群(16%増)の好業績に支えられ、前年同期に比べ9%増加し、20億米ドルとなりました。「ディオバン」および「グリベック」の成長により、ヨーロッパの売上高は12%増(現地通貨ベース7%増)、日本では10%増(現地通貨ベース7%増)、中南米では32%増(現地通貨ベース21%)となりました。新興成長市場の売上高は、トルコ、中国、ロシアで好業績を収めた結果、29%増(現地通貨ベース23%増)となりました。

サンドの売上高は13%増加し、8億3,200万米ドルに
第2四半期の売上高は、フランス、東欧(特にロシア)における小売ジェネリック医薬品および2004年に買収したDurascan社とSabex社の貢献により、13%増(現地通貨ベース9%増)となりました。ジェネリック医薬品の売上好調が米国での売上増に貢献しましたが、米国では厳しい価格競争が続きました。サンドの業績には6月6日に買収完了したヘキサルの売上高は含まれていません。ヘキサルの売上ならびに利益は第3四半期から連結されます。

コンシューマーヘルスの売上高は10%増加し、18億米ドルに
アニマルヘルスの10%台後半の成長、OTCの10%台前半の成長、医療用栄養食品、チバビジョン、乳幼児用栄養食品の米ドルベースで10%台後半の成長により、第2四半期の売上高は前年同期比10%増(現地通貨ベース8%増)となりました。アニマルヘルスの売上成長は、米国、中南米およびアジアの業績に牽引されました。また、風邪・咳のシーズンの遅れが米国および欧州でのOTCの売上拡大に寄与するとともに、医療用栄養食品は北米、日本、オーストラリアで二桁成長を記録しました。乳幼児用栄養食品は、米国での新製品投入が寄与。チバビジョンは高酸素透過性コンタクトレンズ「O2オプティクス」の投入により、世界市場第2位のポジションをさらに強化しました。

営業利益

2005年上半期(2005年1~6月の6カ月間)
  2005年上半期   2004年上半期(1) 前年同期比(%)
  百万米ドル 億円 売上高比(%) 百万米ドル 売上高比(%)
医薬品 2,975 3,213 30.0 2,624 29.5 13
サンド 189 204 11.6 223 15.3 –15
コンシューマーヘルス 575 621 16.0 539 16.5 7
法人収益/費用(純額) –210 -226   –217   –3
営業利益 計 3,529 3,811 23.3 3,169 23.3 11

(1)2005年の会計基準ベース


2005年第2四半期(2005年4~6月の3カ月間)
  2005年第2四半期   2004年第2四半期(1) 前年同期比(%)
  百万米ドル 億円 売上高比(%) 百万米ドル 売上高比(%)
医薬品 1,611 1,739 31.4 1,373 30.0 17
サンド 79 85 9.5 132 17.9 –40
コンシューマーヘルス 289 312 15.7 274 16.5 5
法人収益/費用(純額) –130 -140   –64    
営業利益 計 1,849 1,996 23.7 1,715 24.6 8

(1)2005年の会計基準ベース

2005年上半期(2005年1~6月の6カ月間)

2005年第2四半期(2005年4~6月の3カ月間)

グループの営業利益は前年同期比8%増の18億米ドルに
医薬品事業の拡大とコンシューマーヘルスの寄与がありましたが、サンドが米国での価格低下ならびに事業再構築などに関わる一時的費用の影響を受けた結果、第2四半期の営業利益は売上高よりも低い成長率を示しました。

医薬品の営業利益は17%増の16億米ドルに
売上原価、一般管理費、販売・マーケティング費における生産性向上が研究開発投資を上回る効果を示し、第2四半期の営業利益は、売上高の成長率を上回り前年同期比17%増となりました。営業利益率は前年同期の30.0%から1.4ポイント上昇し、31.4%となりました。売上原価率は、生産性向上およびプロダクトミックスの改善により1.2ポイント低下し、15.3%となりました。売上高に対する販売・マーケティング費の比率は、生産性向上が「フェマーラ」やEnablexの米国販売、中国・トルコでの事業拡大に伴う的を絞った投資を相殺し、0.1ポイント減の32.8%となりました。研究開発費は、前年同期比15%増と売上高よりも高い伸び率を示し、売上高に占める比率は17.9%となりました。主な要因は、LAF237(糖尿病)、Aclasta(骨粗しょう症)、SPP100(高血圧症)、LDT600(B型肝炎)のフェーズⅢ試験への投資ならびにノバルティス・バイオメディカル研究所への投資でした。その他収益/費用は前年同期比横ばいとなる一方、売上高に占める一般管理費の比率は0.3ポイント改善し、3.1%となりました。

サンドの営業利益は40%減少し、7,900万米ドルに
第2四半期の営業利益は、事業再構築などに伴う一時的費用3,000万米ドルが主な要因となり、前年同期の好業績に比べ減少しました。営業利益率は一時的費用および米国における価格低下圧力(特にAmoxCとオメプラゾール)によりマイナス影響を受けた一方、売上高に占める販売・マーケティング費ならびに一般管理費の比率は横ばいに留まりました。

コンシューマーヘルスの営業利益は5%増加し、2億8,900万米ドルに
第2四半期の営業利益は5%増加し、売上高の増加率を下回りました。販売・マーケティング費が「O2オプティクス」の発売に伴い特にチバビジョンで増加したほか、OTCならびに医療用栄養食品の製品パイプライン強化のための研究開発投資が主な要因です。

グループの当期純利益は9%増の16億米ドルに
第2四半期の当期純利益は、前年同期の15億米ドル(2005年の会計基準ベース)から9%増加し、16億米ドルとなりました。売上高に対する比率は、前年同期の21.6%から21.1%にわずかに低下しました。

サンドはヘキサルの買収を完了、イオン・ラブズの統合に向け準備中

ノバルティスは、先に発表されたドイツのヘキサルと米国のイオン・ラブズ(NASDAQ: ELAB)の戦略的買収により、ジェネリックで世界第1位の企業を誕生させるという計画において顕著な進展を見せました。

ノバルティスは6月6日にヘキサルの買収を完了しました。第2四半期末においては、ヘキサルの暫定的な連結損益計算書しか準備されませんでした。ノバルティスは2005年第3四半期の業績報告に、ヘキサルの6月6日以降の業績を遡って計上します。通期業績ではヘキサルおよびイオン・ラブズを連結する予定であり、これにより営業利益に1億5,000万米ドルから2億5,000万米ドルのマイナス影響を及ぼすと見込まれます(予備的予測に基づく)。この予測は、2社の営業利益の貢献から統合、事業再構築、在庫増加に関わる一時的費用を差し引いたものです。グループの当期純利益に対するマイナス影響は、営業利益へのマイナス要因に加え、流動資産(純額)の減少に伴う金融収益(純額)の低下により、2億5,000万米ドルから3億5,000万米ドルとなる見込みです。

ノバルティスは、米連邦取引委員会の求めに応じ6月に追加情報を提出しました。米国当局によるイオン・ラブズ買収の承認は2005年第3四半期に得られると予測しています。イオン・ラブズ株の公開買付(1株当たり31米ドルに設定)は、現在、2005年7月20日が期限となっており、さらに米国当局の手続きならびに経営権を保有する株主からのイオン・ラブズ株67.7%の購入を経る必要があります。

2月に発表されたこれらの戦略的買収により、サンドの全世界での地理的プレゼンスおよび抗菌剤分野での強み、ヘキサルのドイツにおける主導的地位と優れた実績を持つ製品開発力、さらにイオン・ラブズの米国市場における“製品化が難しいジェネリック医薬品”領域での強いプレゼンスという、3社の強みが統合されることとなります。買収完了後、サンドは2004年売上高の単純合計で51億米ドルとなり、600成分・5,000製剤以上の製品群、20,000人以上の従業員を有する世界最大のジェネリック企業となります。

グループの今後の見通し(不測の事態を除外)

上半期の業績に基づき、ノバルティスは2005年の業績目標を達成できると考えています。さらに市場シェアを拡大し、もっとも高い成長を遂げる医薬品企業の一つであり続けると予測しています。その結果、グループ全体および医薬品事業で10%台後半(現地通貨ベース)の売上成長を達成すると予想しています。

不測の事態がなければ、ノバルティス グループの営業利益および当期純利益は、比較可能ベースで過去最高を更新する見込みです(ヘキサル、イオン・ラブズの買収による影響を除く)。

医薬品事業ならびに主要製品のハイライト

(注:すべての売上高および増減率の数値は、2005年第2四半期に関するものです。)

ジェネラル・メディシン
世界No.1のアンジオテンシン受容体ブロッカー(ARB)である「ディオバン」(9億1,200万米ドル)(前年同期比20%増、現地通貨ベース18%増、米国15%増)は、主要市場での競争激化ならびに米国ARB市場(ディオバンは38%の市場シェアを保持;出所IMS)の成長鈍化にもかかわらず、力強い成長率を維持しました。心筋梗塞後(VALIANT試験)および心不全(Val-HeFT試験)両方の適応症を持つ初めての高血圧症治療薬として「ディオバン」が6月に承認された欧州では、ドイツ、フランス、イタリアが業績を牽引しました。

米国でNo.1の高血圧症治療の配合剤「ロトレル」(米国のみ販売で2億7,800万米ドル)(22%増)は、高血圧症治療の配合剤(ブランド薬)でトップの地位を維持しました。米国における高血圧症の疾患啓発プログラムは、「ディオバン」ならびに「ロトレル」の売上拡大に貢献しました。

爪白癬治療の世界トップブランド「ラミシール」(3億1,500万米ドル)(6%増、現地通貨ベース4%増、米国1%増)は、競合品イトラゾール後発品の市場参入があったものの、好調に推移し、米国市場首位のポジションを維持しました。しかしながら、米国における売上高の伸びは、在庫消化によりマイナス影響を受けました。フランスでは高い売上高を継続し、欧州最大の市場ポジションを維持しました。

「ゼルノーム/ゼルマック」(1億200万米ドル)(34%増、現地通貨ベース35%増、米国37%増)は、便秘型過敏性腸症候群(IBS-C)の画期的治療薬であり、慢性特発性便秘を治療する初めてかつ唯一の医療用医薬品です。第2四半期の売上高も力強い二桁成長を続け、米国のIBS市場で68%のシェアに達しました。米国での「ゼルノーム」のIBS-Cおよび慢性便秘治療におけるベネフィットの認知向上プログラムが、売上を下支えしました。米国以外での売上高は28%増でした。

「エリデル」(5,800万米ドル)(38%減、現地通貨ベース39%減、米国50%減)は、米国での処方減少により売上が低下しました。ノバルティスは、2月に行われたFDA諮問委員会において「エリデル」とプロトピック®(アステラス)の理論上の発がんリスクに関し“ブラック・ボックス”の警告文を付けるべきと推奨されたことを受け、警告文について引き続きFDAと協議中です。ノバルティスおよび社外専門家は、このような警告文を付けることが正当であるとは認めていません。ノバルティスは、承認された適応症の範囲における「エリデル」の安全性と有効性に自信を持っています。米国外での売上高は13%増加しました。

スペシャリティー・メディシン

オンコロジー
フィラデルフィア染色体陽性(Ph+)の慢性骨髄性白血病(CML)のあらゆる病期と消化管間質腫瘍(GIST)の治療薬「グリベック」(5億3,700万米ドル)(33%増、現地通貨ベース28%増、米国18%増)は、第2四半期も力強い売上成長を継続しました。この好業績は、CMLおよびGIST両市場へのさらなる浸透と、平均一日用量の増加によりもたらされました。慢性期のPh+ CML患者さんへの高用量(800mg)投与を評価した、有望な新たなデータが米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表され、「グリベック」による治療効果を最適化することの重要性がより一層証明されました。

悪性腫瘍の骨転移治療に最も多く使われているビスホスホネート注射剤の「ゾメタ」(3億1,200万米ドル)(13%増、現地通貨ベース11%増、米国7%増)は、前立腺がんおよび肺がんでより多く使われたことなどにより、第2四半期において過去最高の73%の市場シェアを達成しました。乳がんや多発性骨髄腫の治療において、すでに高い浸透率を示していることや、競争激化により、2004年にブロックバスター(年間売上高10億米ドル以上の製品)の仲間入りを果たした後、「ゾメタ」の成長率はやや鈍化しています。アロマターゼ阻害剤で治療を受けている早期乳がん患者における骨量減少の予防を調査した、Z-FASTの12カ月のデータでは、「ゾメタ」の新たな適応症に関する重要な可能性が示唆されました。

閉経後の早期乳がんおよび進行性乳がん治療の第一選択薬「フェマーラ」(1億3,600万米ドル)(48%増、現地通貨ベース44%増、米国58%増)は、extended adjuvant療法(タモキシフェンによる標準的な術後アジュバント療法完了後)の欧州承認を受け、力強い成長を続けました。この適応症は、すでに米国を含む世界75カ国で承認されています。現在、米国および欧州において「フェマーラ」の術後アジュバント療法の適応症が申請されています。2つの画期的試験-extended adjuvant療法に関するMA-17試験およびアジュバント療法に関するBIG 1-98試験-のデータが、「フェマーラ」の売上成長を後押しすると同時に、乳がん患者さんの治療を大きく前進させた治療薬としての位置づけを強化しました。2003年10月にMA-17の初めてのデータが公表されて以来、米国での「フェマーラ」の月間処方数は190%以上増加しています。

ホルモンの過剰な分泌により起こる先端巨大症ならびに消化管ホルモン産生腫瘍のリーディング医薬品「サンドスタチン」(2億3,200万米ドル)(19%増、現地通貨ベース16%増、米国18%増)は、長時間作用型のLAR製剤の好調により10%台後半の売上成長を達成しました。皮下注射製剤は米国で後発品との競争に直面しました。

眼科
50歳以上の失明原因として最も多い滲出型加齢黄斑変性(AMD)の治療薬「ビスダイン」(1億2,900万米ドル)(18%増、現地通貨ベース15%増、米国6%減)の売上高が増加し、眼科事業部の売上高は前年同期比12%増(現地通貨ベース8%増)となりました。「ビスダイン」の売上は主要市場の多くで拡大し、米国以外での売上高は前期比31%増となりました。米国では市場投入された競合品との競争により売上高はわずかに減少しました。

移植
「ネオーラル/サンディミュン」
の製品群(3%減、現地通貨ベース6%減、米国21%減)が主に後発品との競争による影響を受けた結果、移植事業領域の売上高は、前年同期比3%増(現地通貨ベース1%減)となりました。米国での減少は、日本およびフランス・ドイツなど欧州の一部の国における売上拡大により部分的に相殺されました。腎移植に用いられる免疫抑制剤のMyforticは、世界での市場シェアを拡大しました。同剤は現在、イタリアを含む世界のほぼすべての主要国で販売されています。「サーティカン」は、4月21日にスイスで承認を取得し、今後アジア、中東、欧州のいくつかの国で承認申請を行う予定です。

開発品目ならびに承認申請の進捗状況

ノバルティスは、主要な開発プロジェクトおよび承認申請に関する2005年目標の達成に向け、確実な進展を見せました。第2四半期の主な成果は次のとおりです。

AclastaはEUで承認された名称であり、米国での名称はFDAにより審査中です

コーポレート

法人収益/費用(純額)
第2四半期の法人費用(純額)は前年同期の6,400万米ドルに対し、1億3,000万米ドルとなりました。主な要因は、在庫に関わる部門間利益の消去2,000万米ドルの増加と、裁判および製造物責任に関わる引当金の増加です。上半期の法人費用(純額)は、前年同期の2億1,700万米ドルに対し、2億1,000万米ドルとなりました。

金融収益(純額)
第2四半期の金融収益(純額)は、前年同期の9,800万米ドルから減少し、6,100万米ドルとなりました。流動資産(純額)に対するリターンは、低金利ならびに6月6日のヘキサル買収に伴う53億米ドルの支払いによる流動資産(純額)レベルの低下を反映し、前年同期の7.3%から4.8%となりました。上半期の金融収益(純額)は、前年同期の1億2,600万米ドルに対し1億600万米ドルとなり、流動資産(純額)に対するリターンは前年同期の4.1%から3.5%となりました。

関連会社からの収益
第2四半期における関連会社からの当期純利益への貢献は、前年同期の1,400万米ドルに対し、2,800万米ドルとなりました。ノバルティスグループが42%の株式を保有するカイロン社への投資は、前年同期の400万米ドルの収益から1,600万米ドルの損失となりました。ロシュ社への投資は、4,100万米ドルの収益となりました。これは、ロシュ社の2005年第2四半期の純利益のうちノバルティス持分と見積もられる6,800万米ドルから無形資産の償却に伴う2,700万米ドルの支出を差し引いたものです。上半期における関係会社からの利益は、前年同期の5,600万米ドルに対し、6,100万米ドルとなりました。

バランスシート
第2四半期においてグループの株主資本は、前年同期から9億米ドル減少し、6月30日現在で304億米ドルとなりました。21億米ドルの配当金支払い、4億米ドルの自己株買戻し、17億米ドルの為替差損が、31億米ドルの当期純利益ならびにその他の資本変動を上回りました。

第2四半期末の流動資産(純額)は2005年1月1日現在の70億米ドルと比べ53億米ドル減少し、17億米ドルとなりました。、ヘキサル買収による53億米ドルの支出によるものです。第2四半期末の負債比率は、2004年12月31日現在の0.22:1に対し、0.25:1となりました。

ノバルティスは、金融機関を除き、二大格付機関であるスタンダード&プアーズとムーディーズから最上位の格付けを得ている世界でも数少ない企業の一つです。スタンダード&プアーズはノバルティスの長期債をAAA、短期債をA1+に格付けしており、ムーディーズは長期債をAaa、短期債をP1にそれぞれ格付けしています。

キャッシュフロー
上半期の営業活動からのキャッシュフローは、主に力強い事業拡大ならびに運転資本の厳格な管理により6億米ドル増加し、33億米ドルとなりました。第2四半期における営業活動からのキャッシュフローは、2004年は第1四半期に発生した源泉徴収税の支払いが2005年は第2四半期に7億4,500万米ドル発生したことが主な要因となり、4億米ドル減少し13億米ドルとなりました。上半期のフリーキャッシュフロー(ヘキサル買収の影響を除く)は、配当金支払額の増加にも関わらず5億米ドル増加し、8億米ドルとなりました。

免責条項
本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。従って、その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、将来の結果が現在の予想と異なる場合があることをご了解下さい。なお、詳細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm 20-Fをご参照下さい。

ノバルティスについて
ノバルティスは、医薬品とコンシューマーヘルスにおける世界的リーダーです。ノバルティスグループ全体の2004年の売上高は282億米ドル(約3兆507億円)で、当期純利益は56億米ドル(約6,048億円)、研究開発費は42億米ドル(約4,544億円)でした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約83,700人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。http://www.novartis.com/

今後の報告予定

2005年9月20日
開発パイプラインのアップデート
2005年10月18日
1~9月期ならびに第3四半期業績発表
2006年1月
2005年通期業績

本リリースは、英語版オリジナルの日本語訳(抜粋版)です。連結貸借対照表、連結キャッシュフロー計算書、注記などは省略しています。これらの内容は英語版オリジナルをご参照下さい。
http://www.novartis.com/results_2005/q2_results_2005.shtml


連結損益計算書(無監査)

2005年第2四半期(2005年4~6月の3カ月間)
  2005年
第2四半期 
2004年
第2四半期(1)
前年同期比 過去報告ベース
2004年第2四半期(2)
  百万米ドル 億円 百万米ドル 百万米ドル % 百万米ドル
売上高 7,799 8,422 6,973 826 12 6,973
その他収入 71 76 32 39 122 32
売上原価 –1,975 -2,133 –1,763 –212 12 –1,763
 うち製品所有権、特許権、
 商標権の償却/減損
–75 -81 –83 8 –10 –83
売上総利益 5,895 6,366 5,242 653 12 5,242
販売・マーケティング費 –2,461 -2,657 –2,204 –257 12 –2,204
研究開発費 –1,096 -1,183 –955 –141 15 –955
一般管理費 –405 -437 –372 –33 9 –372
その他収益/費用 –84 -90 4 –88   –10
営業利益 1,849 1,996 1,715 134 8 1,701
関連会社からの利益 28 30 14 14 100 –13
金融収益(純額) 61 65 98 –37 –38 96
税引き前利益 1,938 2,093 1,827 111 6 1,784
課税額 –292 -315 –319 27 –8 –343
当期純利益 1,646 1,777 1,508 138 9 1,441
帰属別内訳:            
 親会社株主
 少数株主
1,640
6
1,771
6
1,491
17
149
–11
10
–65
1,424
17
平均発行済み株式数(百万株) 2,329.6   2,364.0     2,364.0
1株当たり当期純利益(米ドル)(3) 0.70 (円)
75
0.63   11 0.60
希薄化後1株当たり当期純利益(米ドル)(3) 0.70 (円)
75
0.63     0.60

(1)2005年の会計基準ベース(2004年の実際報告ベースとの調整については、ノバルティス・ウェブサイトのインベンスター・セクションをご参照下さい。http://www.novartis.com/

(2)IFRS基準適用後の過去報告ベース(当時のIFRS基準に従い、2002年11月7日以前に関する営業権の償却、研究開発費の資産化、ストックオプションの費用化の修正を行っていないもの)

(3)1株当たり当期純利益(EPS)は、親会社株主に帰属する当期純利益を基に計算されています。


連結損益計算書(無監査)

2005年上半期(2005年1~6月の6カ月間)
  2005年
上半期
2004年 上半期(1) 前年同期比 過去報告ベース2004年上半期(2)
  百万米ドル 億円 百万米ドル 百万米ドル % 百万米ドル
売上高 15,140 16,351 13,612 1,528 11 13,612
その他収入 144 155 59 85 144 59
売上原価 –3,901 -4,213 –3,452 –449 13 –3,452
 うち製品所有権、特許権、
 商標権の償却/減損
–149 -160 –152 3 –2 –152
売上総利益 11,383 12,293 10,219 1,164 11 10,219
販売・マーケティング費 –4,780 -5,162 –4,264 –516 12 –4,264
研究開発費 –2,183 -2,357 –1,893 –290 15 –1,893
一般管理費 –806 -870 –727 –79 11 –727
その他収益/費用 –85 -91 –166 81 –49 –195
営業利益 3,529 3,811 3,169 360 11 3,140
関連会社からの利益 61 65 56 5 9 1
金融収益(純額) 106 114 126 –20 –16 124
税引き前利益 3,696 3,991 3,351 345 10 3,265
課税額 –573 -618 –573     –591
当期純利益 3,123 3,372 2,778 345 12 2,674
帰属別内訳:            
 親会社株主
 少数株主
3,121
2
3,370
2
2,765
13
356
–11
13
–85
2,661
13
平均発行済み株式数
(百万株)
2,331.0   2,367.6     2,367.6
1株当たり当期純利益(米ドル)(3) 1.34 (円)
144
1.17   15 1.12
希薄化後1株当たり当期純利益(米ドル)(3) 1.34 (円)
144
1.17     1.12

(1)2005年の会計基準ベース(2004年の実際報告ベースとの調整については、ノバルティス・ウェブサイトのインベンスター・セクションをご参照下さい。http://www.novartis.com/

(2)IFRS基準適用後の過去報告ベース(当時のIFRS基準に従い、2002年11月7日以前に関する営業権の償却、研究開発費の資産化、ストックオプションの費用化の修正を行っていないもの)

(3)1株当たり当期純利益(EPS)は、親会社株主に帰属する当期純利益を基に計算されています。


事業部門別売上高

2005年第2四半期(2005年4~6月の3カ月間)(無監査)
  2005年第2四半期 2004年第2四半期 前年同期比(%)
  百万米ドル 億円 百万米ドル 米ドル
ベース
現地通貨ベース
医薬品 5,132 5,542 4,572 12 9
サンド(ジェネリック) 832 898 737 13 9
コンシューマーヘルス 1,835 1,981 1,664 10 8
売上高 計 7,799 8,422 6,973 12 9

2005年上半期(2005年1~6月の6カ月間)(無監査)
  2005年上半期 2004年上半期 前年同期比(%)
  百万米ドル 億円 百万米ドル 米ドル
ベース
現地通貨ベース
医薬品 9,921 10,714 8,882 12 9
サンド(ジェネリック) 1,635 1,765 1,456 12 8
コンシューマーヘルス 3,584 3,870 3,274 9 7
売上高 計 15,140 16,351 13,612 11 8


事業部門別営業利益

2005年第2半期(2005年4~6月の3カ月間)(無監査)
  2005年第2四半期 2004年第2四半期(1) 前年同期比 過去報告ベース
2004年第2四半期(2)
  百万
米ドル
億円 売上高比(%) 百万
米ドル
売上高比(%) (%) 百万米ドル
医薬品 1,611 1,739 31.4 1,373 30.0 17 1,368
サンド(ジェネリック) 79 85 9.5 132 17.9 –40 126
コンシューマーヘルス 289 312 15.7 274 16.5 5 259
法人収益/費用(純額) –130 –140   –64   103 –52
売上高 計 1,849 1,996 23.7 1,715 24.6 8 1,701

(1)2005年の会計基準ベース

(2)IFRS基準適用後の過去報告ベース(当時のIFRS基準に従い、2002年11月7日以前に関する営業権の償却、研究開発費の資産化、ストックオプションの費用化の修正を行っていないもの)

2005年上半期(2005年1~6月の6カ月間)(無監査)
  2005年上半期 2004年上半期(1) 前年同期比 過去報告ベース
2004年上半期(2)
  百万
米ドル
億円 売上高比(%) 百万
米ドル
売上高比(%) (%) 百万米ドル
医薬品 2,975 3,213 30.0 2,624 29.5 13 2,614
サンド(ジェネリック) 189 204 11.6 223 15.3 –15 211
コンシューマーヘルス 575 621 16.0 539 16.5 7 512
法人収益/費用(純額) –210 -226   –217   –3 –197
売上高 計 3,529 3,811 23.3 3,169 23.3 11 3,140

(1)2005年の会計基準ベース

(2)IFRS基準適用後の過去報告ベース(当時のIFRS基準に従い、2002年11月7日以前に関する営業権の償却、研究開発費の資産化、ストックオプションの費用化の修正を行っていないもの)

補足資料:2005年第2四半期(2005年4~6月)の売上上位20医薬品の売上高(無監査)
    米国 米国以外 合計
製品名 適応症     前年同期比     前年同期比     前年同期比
百万米ドル 億円 現地通貨
ベース(%)
百万米ドル 億円 現地通貨
ベース(%)
百万米ドル 億円 米ドル
ベース(%)
現地通貨
ベース(%)
ディオバン/コディオバン 高血圧症 374 403 15 538 581 20 912 984 20 18
グリベック 慢性骨髄性白血病 118 127 18 419 452 30 537 579 33 28
ゾメタ 悪性腫瘍による骨合併症 178 192 7 134 144 16 312 336 13 11
ラミシール(グループ) 真菌症 140 151 1 175 189 8 315 340 6 4
ロトレル 高血圧症 278 300 22       278 300 22 22
ネオーラル/サンディミュン 移植 37 39 –21 207 223 –2 244 263 –3 –6
サンドスタチン(グループ) 先端巨大症 99 106 18 133 143 15 232 250 19 16
レスコール/ローコール 高コレステロール血症 69 74 –1 136 146 12 205 221 10 7
ボルタレン(グループ) 炎症/疼痛 1 1 –67 184 198 17 185 199 21 16
トリレプタール てんかん 103 111 21 38 41 20 141 152 24 22
トップ10製品 計   1,397 1,508 12 1,964 2,121 16 3,361 3,629 18 15
フェマーラ 乳がん 63 68 58 73 78 34 136 146 48 44
ビスダイン 加齢黄斑変性 50 54 –6 79 85 31 129 139 18 15
エクセロン アルツハイマー病 37 39 –8 73 78 13 110 118 10 6
テグレトール(CT/XR錠含む) てんかん 27 29 8 74 79 4 101 109 9 5
ミアカルシック 骨粗しょう症 58 62 –13 36 38 1 94 101 –8 –10
ゼルノーム/ゼルマック 過敏性腸症候群 86 92 37 16 17 28 102 110 34 35
フォラジール ぜんそく 3 3 –25 79 85 3 82 88 8 3
エリデル アトピー性皮膚炎 37 39 –50 21 22 13 58 62 –38 –39
コムタン(グループ) パーキンソン病 31 33 24 36 38 62 67 72 46 41
レポネックス/クロザリル 治療抵抗性の統合失調症 15 16 –25 45 48 –26 60 64 –23 –27
トップ20製品 計   1,804 1,948 9 2,496 2,695 15 4,300 4,644 15 12
その他製品   209 225 11 623 672 –10 832 898 –2 –5
医薬品売上高 計   2,013 2,174 9 3,119 3,368 9 5,132 5,542 12 9

補足資料:2005年上半期(2005年1~6月)の売上上位20医薬品の売上高(無監査)
    米国 米国以外 合計
製品名 適応症     前年同期比     前年同期比     前年同期比
百万米ドル 億円 現地通貨
ベース(%)
百万米ドル 億円 現地通貨
ベース(%)
百万米ドル   億円 米ドル
ベース(%)
現地通貨
ベース(%)
ディオバン/コディオバン 高血圧症 732 790 13 1,025 1,107 19 1 757 1,897 19 16
グリベック 慢性骨髄性白血病 235 253 34 798 861 30 1 033 1,115 37 31
ゾメタ 悪性腫瘍による骨合併症 345 372 10 263 284 17 608 656 15 13
ラミシール(グループ) 真菌症 255 275 5 309 333 10 564 609 9 7
ロトレル 高血圧症 509 549 14       509 549 14 14
ネオーラル/サンディミュン 移植 75 81 –20 395 426 –7 470 507 –6 –10
サンドスタチン(グループ) 先端巨大症 192 207 12 261 281 11 453 489 15 12
レスコール/ローコール 高コレステロール血症 117 126 –12 260 280 9 377 407 4 1
ボルタレン(グループ) 炎症/疼痛 3 3 –40 343 370 12 346 373 16 12
トリレプタール てんかん 218 235 20 75 81 20 293 316 22 20
トップ10製品 計   2,681 2,895 11 3,729 4,027 15 6,410 6,922 16 13
フェマーラ 乳がん 117 126 70 137 147 30 254 274 49 46
ビスダイン 加齢黄斑変性 101 109 3 152 164 28 253 273 20 17
エクセロン アルツハイマー病 85 91 –4 142 153 14 227 245 10 6
テグレトール(CT/XR錠含む) てんかん 52 56 4 146 157 3 198 213 6 3
ミアカルシック 骨粗しょう症 116 125 –2 70 75 –3 186 200 –1 –3
ゼルノーム/ゼルマック 過敏性腸症候群 154 166 27 28 30 20 182 196 26 26
フォラジール ぜんそく 8 8 33 166 179 4 174 187 12 6
エリデル アトピー性皮膚炎 118 127 –14 46 49 24 164 177 –5 –6
コムタン(グループ) パーキンソン病 61 65 24 68 73 60 129 139 43 40
レポネックス/クロザリル 治療抵抗性の統合失調症 29 31 –17 92 99 –28 121 130 –22 –26
トップ20製品 計   3,522 3,803 11 4,776 5,158 14 8,298 8,961 15 12
その他製品   375 405 –4 1,310 1,414 –3 1,685 1,819 1 –3
会計方法変更に伴う調整を除いた医薬品売上高 3,897 4,208 9 6,086 6,572 10 9,983 10,781 12 9
前年の米国でのリベート調整額 -62 -66         -62 -66    
医薬品売上高 計   3,835 4,141 7 6,086 6,572 10 9,921 10,714 12 9
ノバルティスダイレクト

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