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2005年12月22日
報道関係各位
スイス系製薬会社のノバルティス、ガーナに簡易診療所6棟を寄贈
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:馬場宣行)は、国際的NGOの財団法人日本フォスター・プラン協会を通じて、西アフリカのガーナ共和国アセセワ地区に6棟の簡易診療所を建設する資金を寄附することを決定しました。寄附金のうち建設資金に見合う2万米ドルを、12月20日、社長の馬場宣行から、日本フォスター・プラン協会専務理事・事務局長の鶴見和雄氏に贈呈しました。約3,500人の社員で構成されるノバルティス ファーマ社員会が、社会貢献活動を目的とする寄附をつのり、集まった寄附金と同額を会社が補助し(マッチングシステム)、今回の寄贈となりました。6棟の簡易診療所の完成は、2006年6月末の予定です。
西アフリカのガーナ共和国では、5歳未満児の死亡率が1,000人あたり100人(日本は5人)と高く、主な死亡原因は、マラリアや栄養失調、はしか等、先進国では治療可能な病気です。簡易診療所を建設するアセセワ地域では、現在、乳児の成長測定のためにも、最も近い診療所まで8キロの道のりを歩き、強い日差しのなかで長時間順番を待たなくてはならないなど、診療所が不足しており、多くの地区で、赤ちゃんを含む村人の検診などが屋外で実施されています。また、体重測定も木の枝に体重計を吊るして量るなど、設備が乏しいのが現状です。そのため、多くの母親が子供の受診を諦めてしまい、結果、死亡率を押し上げており、フォスター・プランの現地事務所からは、簡易診療所建設資金支援の要請が寄せられていました。
12月20日の贈呈式で、(財)日本フォスタープラン協会専務理事・事務局長の鶴見和雄氏は、「途上国における「貧困」の二文字は一夜にして解決できるものではありません。継続的な支援によりはじめて、地域社会の自立が達成できるのです」と語りました。
ノバルティス ファーマ(株)代表取締役社長の馬場宣行は「当社が取り組む社会貢献活動は、継続しなければ意味がなくなってしまう重要課題が多く、その点では長期的継続支援を前提とするフォスター・プランの理念とは近いものがあると思っています。今回の寄附を通じ、微力ながら十分な検診も受けられないガーナの母子とも命の喜びを分かち合いたいと考えています」とコメント。ノバルティス ファーマ社員会理事長である常務取締役 人事・コミュニケーション本部長の石川裕子は、「社員がガーナの人たちに診療所をプレゼントする、という目的のために心を一つにできたことを大変誇りに思っています。私たちは、革新的な医薬品とサービスでひとびとの健康と豊かな生活に貢献することを目的としていますが、個人の収入の一部をこのような社会貢献プロジェクトに寄附することで、一人ひとりが充実感を新たにして、日々の仕事に励むことができます」と述べました。
ノバルティスについて
ノバルティスは、医薬品とコンシューマーヘルスにおける世界的リーダーです。ノバルティス グループ全体の2004年の売上高は282億米ドル(約3兆507億円)で、当期純利益は56億米ドル(約6,049億円)*、研究開発費は41億米ドル(約4,403億円)*でした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約91,700人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。
http://www.novartis.com/
*2005年の会計基準ベース
ノバルティス グループの社会貢献活動について
ノバルティスは、国連グローバル・コンパクトにいち早く賛同した企業の一つとして、「人権保護」「公正な労働基準」「環境保全」の課題にグループを挙げて取り組んでいます。
CSRに関しても企業経営の基本として、地域社会に貢献する社員のボランティア活動を奨励し、会社としても多くの社会貢献活動を地球規模で継続的に展開しています。
具体的な活動ワークとして、経済的理由から十分な治療が受けられない患者さんが多く存在する地域を対象とした「医療へのアクセス」プロジェクトでは、2004年には総額5億7千万米ドル(約616億円)を投じて425万人のマラリアや結核、テング熱などの患者さんに対して治療薬を提供しました。
社員のボランティア活動の例では、毎年4月にノバルティス コミュニティー・パートナーシップ・デー(NCPD)を定めています。2005年には世界30カ国で約1万人の社員が河川のクリーン作戦などの環境保護活動、小学校への図書寄贈、老人福祉への寄付、施設への車椅子寄贈、ホスピスでの庭園づくり、視覚障害者の社会参加支援など、さまざまなボランティア活動を展開しました。
フォスター・プランについて
フォスター・プランは国連に公認・登録された民間で非営利の国際援助団体(NGO)。スペインで1937年に活動を開始し、現在、アジア・アフリカ・中南米の45ヵ国で開発援助活動を実施しています。「フォスター」とは、英語で「育てる・奨励する」という意味。保健医療、教育、住環境整備などさまざまな分野で、子どもたちの健やかな成長のための活動をしています。

