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2008年1月18日
報道関係各位
ノバルティス(スイス)が発表しましたリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けします。
ノバルティス グループ2007年業績:
ヘルスケア事業への集約戦略により過去最高を記録
2008年1月17日、バーゼル発 - ノバルティス会長兼最高経営責任者のダニエル・バセラ (Dr. Daniel Vasella)は、2007年の業績について次のようにコメントしています。「2007年のノバルティスの業績は、ジェネリック医薬品との競合とZelnormの販売停止が響いた米国を除く全地域、全事業部門が好調でした。サンド部門およびワクチン・診断技術関連部門のダイナミックな成長とコンシューマーヘルス事業部門の貢献が、私たちのヘルスケア事業ポートフォリオにおける新しい成長の源を提供し、かつバランスのとれたリスクヘッジを可能としました。2007年における米国とヨーロッパで15件の新薬承認実績が2008年後半スタート予定の医薬品事業の新たな成長サイクルの強固な基礎となります。現在、ノバルティス グループ全体で生産性向上と事業運営の効率化が進められており、これによって2010年に16億米ドルの経費節減を実現する予定です。ノバルティスは、2008年も過去最高の業績を達成するとともに、現在および将来に亘って急速にトレンドが変化するヘルスケア市場で新たに創出されるビジネス機会を有利に展開できるポジションにあると確信しています」
グループ全体
主要数値 2007年(1~12月)
| 2007年 | 2006年 | 前年比(%) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 百万米ドル | 億円 | 売上高比(%) | 百万米ドル | 売上高比(%) | 米ドルベース | 現地通貨ベース | |
| 売上高 | 39,800 | 46,964 | 37,020 | 8 | 3 | ||
| 営業利益、事業売却益(注1) | 12,933 | 15,261 | 32.5 | 8,174 | 22.1 | 58 | |
| 当期純利益 | 11,968 | 14,122 | 30.1 | 7,202 | 19.5 | 66 | |
| 1株当たり当期純利益(米ドル) | 5.15 | 3.06 | 68 | ||||
要約:
ノバルティスは2007年、グループ全体としては、売上高8%増(現地通貨では3%)、純利益が66%増の120億米ドルと、過去最高の業績を記録しました。サンド部門ならびにワクチンおよび診断技術関連部門が2桁の売上高増へと事業規模を拡大することで、営業利益に力強く貢献し、コンシューマーヘルスもこの好調な業績で後押ししました。2007年の医療用医薬品売上げ成長鈍化は米国におけるジェネリック医薬品との競争激化による数製品と、Zelnormの販売停止にともなう売上減の影響です。
グループ全体の2007年業績に貢献した要素には、医療用栄養食品事業の売却前6月30日までの貢献とガーバー乳幼児用食品事業売却前8月31日までの貢献が含まれています。これらの事業は、医療用医薬品、ジェネリック医薬品、ワクチンおよび診断技術関連事業、戦略製品に特化したコンシューマーヘルス事業など、今後大きな成長が予想されるヘルスケア事業に集約するというノバルティス戦略の一環として売却されたものであり、一連の事業分離計画の最後のものです。
2007年の業績には、以上のほか、総額約10億米ドルのバーゼル地域環境整備のための環境整備引当金の増額分5億9,000万米ドルと、組織再編プロジェクト経費4億4,400万米ドルが含まれています。このプロジェクトは2007年12月に導入された経営戦略で、会社の競争力を強化し、患者さんや顧客のニーズにより迅速に対応できるようにするための企業改革です。このプロジェクトは2008年、2009年と実施され、会社組織を簡素化し、意思決定プロセスの分散化、迅速化をはかり、事業運営システムを再構築することによって生産性を向上することを目標としています。これにより、2010年までに税引き前約16億米ドルの年間経費節減を実現する見込みです。
継続事業
主要数値 2007年(1~12月)
| 2007年 | 2006年 | 前年比(%) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 百万米ドル | 億円 | 売上高比(%) | 百万米ドル | 売上高比(%) | 米ドルベース | 現地通貨ベース | |
| 売上高 | 38,072 | 44,925 | 34,393 | 11 | 6 | ||
| 営業利益(注1) | 7,815 | 9,222 | 20.5 | 7,642 | 22.2 | 2 | |
| 営業利益 | 6,781 | 8,002 | 17.8 | 7,642 | 22.2 | -11 | |
| 当期純利益 | 6,540 | 7,717 | 17.2 | 6,825 | 19.8 | -4 | |
| 1株当たり当期純利益(米ドル) | 2.81 | 2.90 | -3 | ||||
売上高 2007年(1~12月)
| 2007年 | 2006年 | 前年比(%) | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 百万米ドル | 億円 | 百万米ドル | 米ドルベース | 現地通貨ベース | |
| 医薬品 | 24,025 | 28,350 | 22,576 | 6 | 2 |
| ワクチンおよび診断技術関連事業 | 1,452 | 1,713 | 956 | 52 | 47 |
| サンド | 7,169 | 8.459 | 5,959 | 20 | 13 |
| コンシューマーヘルス継続事業 | 5,426 | 6,403 | 4,902 | 11 | 6 |
| 売上高(継続事業) | 38,072 | 44,925 | 34,393 | 11 | 6 |
グループ全体
サンド部門、ワクチンおよび診断技術関連事業は現地通貨で2桁成長を遂げ、これをコンシューマーヘルスが後押ししました。2007年の医療用医薬品売上成長鈍化は米国におけるジェネリック医薬品との競争激化とZelnormの販売停止にともなう売上減の影響です。売上高伸び率のうち5%は継続事業の販売量の増加によるもので、2%は企業買収、さらに5%が為替差益に起因する一方で、薬価低下が1%のマイナス要因となりました。
医療用医薬品事業
トップ製品の多くが、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、主要な新興市場で2桁の成長を遂げて主導的な地位を強めました。高血圧のブランド薬「ディオバン」(売上高50億米ドル、現地通貨ベースで16%増)の売上は、初めて50億米ドルを超え、癌治療薬「グリベック」(売上高31億米ドル、現地通貨ベースで14%増)は初めて30億米ドルを超えました。米国の売上高はLotrel、ラミシール、Trileptal、Famvirがジェネリック医薬品との競争で売上高が減少し、Zelnormが販売停止となったことから8%減となりました。これらの製品を除外すれば、売上は世界全体で10%伸びたことになります。最近承認を取得したExforge、Tekturna/Rasilez、ルセンティス、Aclasta/Reclast、Excelon Patch、エクジェイド、ゾレアなど15件の新薬発売は順調に進められています。
ワクチンおよび診断技術関連事業
好調な業績を牽引しているのは、NAT(核酸増幅検査)血液検査製品に加えて、TBE(ダニ媒介脳炎)、小児科、季節性インフルエンザ用ワクチンの売上の大幅増です。比較可能な通年ベースでは売上高は25%増加しました(2006年4月の買収前のカイロンの4カ月間の監査前販売高を含む)。
サンド(ジェネリック医薬品事業)
アメリカおよびその他の急成長市場、特に東ヨーロッパにおける力強い成長により、年間売上高が、10億米ドル以上伸びました。最近上市された「製剤化の難しい」製品の成功と各種のオーソライズドジェネリック(注)が成長を下支えしました。
(注)特許失効前に先発メーカーの許可を得て発売されるジェネリック医薬品
コンシューマーヘルス継続事業
OTCおよび動物薬事業が業績を牽引、戦略ブランドへの重点的な取り組み、新製品の上市、販売地域の拡大が奏効しました。チバビジョンの売上高は、主にコンタクトレンズとレンズケア製品供給改善により増加をみました。
免責条項
本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。従って、その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、将来の結果が現在の予想と異なる場合があることをご了解下さい。なお、詳細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm 20-Fをご参照ください。
ノバルティスについて
ノバルティスは、ヘルスケアにおける世界的リーダーです。ノバルティス グループ全体の2007年の売上高は381億米ドル(約4兆4,925億円)で、当期純利益は65億米ドル(約7,717億円)、研究開発費は64億米ドル(約7,552億円)でした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約98,200人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。www.novartis.com