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2009年4月23日
報道関係各位
ノバルティス ファーマ株式会社
根治切除不能又は転移性の腎細胞がん治療薬として、エベロリムスが
優先審査品目に指定
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:三谷宏幸)が、根治切除不能又は転移性の腎細胞がんの治療薬として1月28日に製造販売承認の申請を行ったエベロリムス(開発コード:RAD001)が、4月2日付けで優先審査品目に指定されました。
エベロリムスは、がんの増殖、成長及び血管新生の調節因子であるmTOR*を持続的に阻害します。このmTORタンパクの阻害により、腫瘍細胞の増殖抑制と血管新生阻害という2つのメカニズムで抗腫瘍効果を発揮し、がん治療に新たなアプローチを提供することが期待される薬剤です。エベロリムスは、「Afinitor®」の製品名で、3月30日に米国FDAから前治療が無効となった進行性腎細胞がんの治療薬として承認を取得した他、現在、EUをはじめとする各国で承認を申請しています。
ノバルティス ファーマ 取締役 オンコロジー事業部 事業部長の淺川一雄は次のように述べています。「現在、転移性腎細胞がんに対してソラフェニブ、スニチニブなどが認可されていますが、これらの薬剤の投与後にがんが進行した患者さんに対する有効な治療法は確立されていません。このような患者さんのニーズを満たす可能性があるとして、エベロリムスがこのたび優先審査品目に指定されたことを嬉しく思います」。
エベロリムスは、国内外で転移性腎細胞がんの他、膵内分泌腫瘍、乳がん、リンパ腫、胃がん、その他のがんに対し、単剤または既存の治療薬との併用による開発が進行または予定されています。
以上
腎細胞がん
腎細胞がんは、腎臓を原発とする腫瘍の85~90%を占めており、経年的に増加傾向を示しています。国内における患者数は約7,400人(2002年に実施された腎癌研究会の全国調査結果による)と推定されており、2005年の統計では年間3,735人が死亡(患者数の動向と疫学2007)している難治性の疾患です。
エベロリムスについて
エベロリムスは経口のmTOR阻害剤であり、複数のがん種で臨床試験が進められています。エベロリムスは、がんの増殖、成長及び血管新生の制御において中心的調節因子であるmTORを持続的に阻害します。
本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。したがって、その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、現在の予想と異なる場合があることをご了解下さい。なお、詳細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm20-Fをご参照下さい。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティスは、約96,700人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品を販売しています。2008年の売上高は415億米ドルで、純利益は82億米ドル、研究開発費は72億米ドルです。詳細はインターネットをご覧下さい。http://www.novartis.co.jp/
以上