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2010年3月1日
報道関係各位
ノバルティス ファーマ株式会社
アルツハイマー型認知症治療薬として初めての経皮吸収型製剤
リバスチグミン貼付剤を国内で製造販売承認申請
ノバルティス ファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三谷 宏幸)と小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁)は、両社で共同開発を行ってきたアルツハイマー型認知症治療薬リバスチグミン(一般名)の貼付剤(開発コード:ENA713/ONO-2540)について、2月26日、製造販売承認申請を行いました。本剤は、アルツハイマー型認知症の治療薬としては世界で唯一の経皮吸収型製剤です。
アルツハイマー型認知症は、記憶や思考、行動に関して重要な役割を担っているアセチルコリン(脳内神経伝達物質)の脳内生成が減少することによって発症するといわれています。リバスチグミンは、アセチルコリンの分解酵素であるコリンエステラーゼの阻害薬であり、アセチルコリンエステラーゼとブチリルコリンエステラーゼの両方を阻害する薬剤です。
現在、日本におけるアルツハイマー型認知症の治療薬はドネペジルのみであることから新たな選択肢が望まれており、リバスチグミン貼付剤が、患者さんやご家族、ならびに医療従事者の方々に貢献できるものと期待しています。
また、近年、利便性および服薬コンプライアンスの観点から、種々の経皮吸収型製剤が開発されています。本剤も剤型を経皮吸収型製剤とすることで、介護者が薬剤の使用状況を容易に確認できるなど利便性が向上し、服薬コンプライアンスの改善や介護者の負担軽減にもつながるものと考えられます。
リバスチグミン貼付剤は、ノバルティス ファーマ社(本社:スイス)が開発した薬剤で、2007年7月に米国で承認されて以来、EU各国を含む70カ国以上で承認されており(2009年7月末現在)、軽度から中等度のアルツハイマー型認知症の標準治療薬の一つとして位置付けられています。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2009年の売上高は443億米ドル、 研究開発費は75億米ドルでした。ノバルティスは、約100,000人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。http://www.novartis.co.jp/
以上