ページ内を移動するためのショートカット

2010年8月3日
報道関係各位
ノバルティス ファーマ株式会社
慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬として
「インダカテロールマレイン酸塩」を日本で承認申請
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:三谷 宏幸)は、7月30日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬として、長時間作用性吸入気管支拡張剤である「インダカテロールマレイン酸塩(一般名、以下:インダカテロール)」(開発コード:QAB149)の製造販売承認申請を行いました。
インダカテロールは、吸入5分後から気管支拡張効果が発現し、1日1回の吸入で呼吸機能改善効果が24時間持続することが示された新しい長時間作用性β2刺激剤です。COPD患者を対象とした国内外の臨床試験結果から、インダカテロールは、1日1回の吸入で、優れた呼吸機能の改善効果を示しました。さらに、日常生活の活動度が改善するといったQOLの向上が認められ、良好な安全性も確認されたことから、臨床的に有用な薬剤であることが示唆されました。インダカテロールは、即効性と持続性の両特性を兼ね備えた新しい気管支拡張剤となる可能性があります。
COPDは、たばこの煙などの有害物質を長期間にわたり吸入することで発症する肺の慢性疾患です。気管支や肺の慢性的な閉塞症状をきたし、主な症状は、咳、痰や息切れなどで、その症状は徐々に進行して肺の機能が失われ、呼吸不全を起こす命にかかわる病気です。
厚生労働省の2008年の患者調査によると、医療機関でCOPDと診断された患者数は17万3000人ですが1、2000年に実施された疫学調査によるとCOPD患者数は約530万人と推定されており2、多くの潜在患者がいることが示唆されています。また、喫煙率が高く、喫煙開始年齢が若年化している日本では、今後さらに患者数が増えることが懸念されています。
Onbrez® Breezhaler®の製品名で、欧州連合(EU)、スイス、オーストリアをはじめ世界30カ国以上で承認されている(2010年7月現在)インダカテロールは、有効性、安全性、および1日1回投与という利便性の面から有用な薬剤であり、今後日本でも、COPDの治療において重要な選択肢の一つとなるものと期待しています。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2009年の売上高は443億米ドル、 研究開発費は75億米ドルでした。ノバルティスは、約102,000人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。http://www.novartis.co.jp/
以上
参考資料