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プレスリリース

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2010年8月24日

報道関係各位

ノバルティス ファーマ株式会社

ノバルティス 日本における狂犬病ワクチンの
開発・供給について国内ワクチンメーカーと契約を締結

ノバルティス(スイス・バーゼル市)と一般財団法人化学及血清療法研究所(熊本市、以下化血研と略)は、ノバルティスが海外で販売している精製ニワトリ胚細胞培養狂犬病ワクチン(海外での製品名:Rabipur®)について、日本における開発・供給および販売に関する契約を締結しましたのでお知らせします。

この契約締結により、化血研は、ノバルティスのドイツ・マルブルグ工場で製造される狂犬病ワクチンの日本での開発を行い、製造販売承認の取得を目指します。製造販売承認の取得後、化血研は本製品を輸入し販売を行う予定ですが、ノバルティスも日本で本製品の販売を行うオプション権を有しています。

狂犬病は狂犬病ウイルスによる致死的な感染症で、中枢神経が狂犬病ウイルスに侵されることによって発症します。一般的には狂犬病ウイルスに感染した動物が、ヒトを噛んだり引っかいたりすることにより、唾液中に排出されるウイルスが傷口から体内に侵入し感染します。全世界で年間、約5万5千人が死亡し、そのうちの半数以上が子供です。

日本では、1956年以降発症例はありませんが、狂犬病流行国で犬に咬まれ帰国後に発症した輸入感染事例が、1970年にネパールからの帰国者で1例、2006年にフィリピンからの帰国者で2例報告されています。狂犬病は日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国々を除いて、全世界で発生しており、特に日本と交流の多い、アジア地域での死亡者が半数以上を占めています。*1

このワクチンは、暴露前*2の予防のみならず、狂犬病発生地域で犬などに咬まれて感染した可能性がある場合に、発症を予防する効果(暴露後*3)も海外では確認されており、今後、開発・承認取得により国内の狂犬病ワクチンの安定供給を図り、海外渡航者をはじめとした日本国民の防疫に貢献できるものと期待しています。

*1
参考)厚生労働省HP
*2
暴露前接種:感染動物に咬まれる前に予防的にワクチンを接種すること
*3
暴露後接種:感染した疑いがある場合、その直後から治療を目的にワクチンを接種すること

ノバルティスについて

ノバルティスは、ヘルスケアにおける世界的リーダーです。革新的な新薬、高品質かつ安価なジェネリック医薬品、予防のためのワクチン・診断関連事業、そしてコンシューマー向けの一般用医薬品、コンタクトレンズ、動物用医薬品など、幅広い分野の製品を提供しています。ノバルティス グループ全体の2009年の売上高は443億米ドル、研究開発費は75億米ドルでした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約102,000人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。http://www.novartis.com

以上

 

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