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製品情報

ネオーラル 使用上の注意改訂のお知らせ

−医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。−
使用上の注意改訂のお知らせ

  2005年5月
製造販売
ノバルティスファーマ株式会社
東京都港区西麻布4-17-30

 

免疫抑制剤
(カルシニューリンインヒビター)

劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品
(注意−医師等の処方せんにより使用すること)

ネオーラル内用液、ネオーラル10mgカプセル、ネオーラル25mgカプセル、ネオーラル50mgカプセル
シクロスポリン製剤

免疫抑制剤
(カルシニューリンインヒビター)

劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品
(注意−医師等の処方せんにより使用すること)

サンディミュン内用液
シクロスポリン液

 

免疫抑制剤
(カルシニューリンインヒビター)

劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品
(注意−医師等の処方せんにより使用すること)

サンディミュンカプセル25mg、サンディミュンカプセル50mg
シクロスポリンカプセル

 

免疫抑制剤
(カルシニューリンインヒビター)

劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品
(注意−医師等の処方せんにより使用すること)

サンディミュン注射液
シクロスポリン注射液


このたび、標記製品の「添付文書」の記載内容を改訂いたしましたのでお知らせいたします。
今後のご使用に際しましてご参照下さいますようお願い申し上げます。

◇改訂内容(改訂部分の抜粋)(ネオーラル及びサンディミュンの全製剤共通)

改訂後(2005年5月改訂) 改訂前
【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2. 妊婦、妊娠している可能性のある婦人又は授乳婦(「6.妊婦、産婦、授乳婦等ヘの投与」の項参照)
3. タクロリムス(外用剤を除く)、ピタバスタチン、ボセンタンを投与中の患者(「3.相互作用」の項参照)
【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2. タクロリムス投与中の患者(「3.相互作用」の項参照)
3. 妊婦、妊娠している可能性のある婦人又は授乳婦(「6.妊婦、産婦、授乳婦等ヘの投与」の項参照)
4. ピタバスタチン投与中の患者(「3.相互作用」の項参照)
3.
(1)
相互作用
併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
生ワクチン
(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので併用しないこと。 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわす可能性がある。
タクロリムス(外用剤を除く)
(プログラフ)
本剤の血中濃度が上昇することがある。また、腎障害等の副作用があらわれやすくなるので併用しないこと。 本剤の代謝が阻害されること及び副作用が相互に増強されると考えられる。
ピタバスタチン
(リバロ)
ピタバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用の発現頻度が増加するおそれがある。また、横紋筋融解症等の重篤な副作用が発現するおそれがある。 本剤により、ピタバスタチンの血漿中の濃度が上昇(Cmax6.6倍、AUC4.6倍)する。
ボセンタン
(トラクリア)
ボセンタンの血中濃度が急激に上昇したとの報告があり、副作用が発現するおそれがある。また、本剤の血中濃度が約50%低下したとの報告がある。 本剤が、ボセンタンのCYP3A4による代謝を阻害すること及び輸送蛋白質を阻害し肝細胞への取り込みを阻害することにより、ボセンタンの血中濃度が上昇すると考えられる。また、ボセンタンはCYP3A4を誘導するため、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下すると考えられる。
3.
(1)
相互作用
併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
生ワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので併用しないこと。 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわす可能性がある。
タクロリムス
(プログラフ)
本剤の血中濃度が上昇することがある。また、腎障害等の副作用があらわれやすくなるので併用しないこと。 本剤の代謝が阻害されること及び副作用が相互に増強されると考えられる。
ピタバスタチン
(リバロ)
ピタバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用の発現頻度が増加するおそれがある。また、横紋筋融解症等の重篤な副作用が発現するおそれがある。 本剤により、ピタバスタチンの血漿中の濃度が上昇(Cmax6.6倍、AUC4.6倍)する。
〔下線部(  )追記〕

◇改訂理由(自主改訂)及び解説(ネオーラル及びサンディミュンの全製剤共通)

自主改訂により「禁忌」及び「相互作用(1)併用禁忌」の項の改訂を行いました。

1.
(1)
「禁忌」、「相互作用(1)併用禁忌」の項
タクロリムス(外用剤を除く)下線部追記

1995年10月の「使用上の注意」改訂時に文献報告を基にタクロリムスとの併用禁忌を追記いたしましたが、この文献におけるタクロリムスの投与剤形は内服剤及び注射剤でした。その後タクロリムス外用剤が発売され、その「使用上の注意」にシクロスポリンとの相互作用は記載されていないことから、整合性を図り“(外用剤を除く)”を追記いたしました。
(2) “ボセンタン”追記
ボセンタン(商品名:トラクリア/アクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパン(株)(エンドセリン受容体拮抗薬))とシクロスポリンとの併用投与の試験結果等1)2)に基づき追記いたしました。なお、併せて「禁忌」の項の記載整備を行い、併用禁忌の薬剤に関する記載を3.にまとめました。
2.
(1)
「相互作用(1)併用禁忌」の項
生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)下線部追記

生ワクチンの具体的な例として“(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)”を追記いたしました。なお、生ワクチンの一般的な効能である感染症の予防以外の効能を持つものもあるため、ご注意下さるようお願いいたします(抗悪性腫瘍剤の乾燥BCG(商品名:イムシスト等))。

【参考文献】
1)トラクリア米国添付文書(PDR:PHYSICIANS' DESK REFERENCE, 59ed, p533, 2005) [SIMS01681]
2)アクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパン(株) 社内資料 [SIMU00073]


《今回の改訂内容につきましては医薬品安全対策情報(DSU)No.140(2005年7月)に掲載される予定です。》




ネオーラル内用液・カプセル 「添付文書」 

サンディミュンカプセル 「添付文書」

サンディミュン内用液 「添付文書」


サンディミュン注射液 「添付文書」

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