ノバルティスが世界各国で推進しているInspired, Curious, Unbossed – 常に好奇心を持ち、外部環境に目を向け、自主性・主体性を重視するカルチャー。ノバルティスでは、このカルチャーがより組織に浸透するよう改革を進め、より柔軟性の高い多様な働き方を推進する職場環境を実現していきたいと考えています。

その一環として2020年1月、ノバルティスの日本法人ノバルティス ファーマは、男性の育児を支援しようと最長14週間の報酬日額相当が支給されるペアレンタル・リーブ制度を導入しました。これはノバルティスがグローバルで推進している取り組みで、出産・育児に関わる休暇・休職制度については、画期的ともいえる制度体系です。

ノバルティス ファーマではすでに、“Birthing Parent” すなわち母親には、14週間の産前産後休暇期間に休業見舞金が支給される制度があります。今回は制度を改定し、育児休職を取得する“Non-Birthing Parent” すなわち父親等にも最長14週間までの休業見舞金が支給されます。

これにより、男女問わず14週間の育児休職取得が制度化されました。現行の育児介護休業制度を利用した場合、標準報酬日額の67%が健康保険より当該社員に支払われることになりますが、弊社ではさらに14週間はその差額を支給し、標準報酬日額を100%受け取ることが可能となりました。

最も大きなライフイベントのひとつと言える「親となり新しいいのちを迎える」時を、ノバルティスは、社員の皆さんとともに祝福したいと思っています。また、お子さんを持つ社員の皆さんに働き方のより多くの選択肢とフレキシビリティを提供することでジェンダーのバランスがとれた社会の実現をリードできると考えています。

Inspired, Curious, Unbossedのカルチャーが私たちの思考や行動にも定着し、一人一人が個人として常に成長を続け、ひいてはそれがノバルティス全体の成長をけん引する―。今後、世界各国でも導入されていくこの制度が、私たちの究極の共通目標である「Reimagine Medicine - 医薬の未来を描く-」の実現に資することに期待しています。

子育てと仕事の両立支援への取り組み

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