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ノバルティスは2020年、売上高と利益率の拡大を達成、次世代を担う医薬品が引き続き前進 [1]

Publish Date: 
2021年 2月 5日

プレスリリース

報道関係各位

ノバルティス ファーマ株式会社

この資料は、ノバルティス(スイス・バーゼル)が2021年1月26日(現地時間)に発表したものを日本語に翻訳(要約)したもので、参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については、英語が優先されます。英語版は、https://www.novartis.com [2]をご参照ください。

  • 継続事業1の2020年通期の売上高は、3%増(実質ベース2、米ドルベース 3%増):
    • 医薬品事業部の売上高は、エンレスト(実質ベース 44%増)、ゾルゲンスマ(9億米ドル)、コセンティクス(実質ベース 13%増)、イラリス(実質ベース 31%増)ならびにXiidraの取得(実質ベース 95%増)に牽引され、5%増加(実質ベース)
    • オンコロジー事業部の売上高は、レボレード(実質ベース 23%増)、ジャカビ(実質ベース 20%増)、Kisqali(実質ベース 45%増)、タフィンラー・メキニスト併用療法(実質ベース 16%増)、Piqray(3億米ドル)に牽引され、3%増加(実質ベース)
    • サンドの売上高は、バイオ医薬品が19%の増収(実質ベース)を示し、横ばい(実質ベース、米ドルベース 1%減)
    • COVID-19による需要への主なマイナス影響:眼科領域、皮膚科領域、サンドのジェネリック医薬品
  • コア営業利益2は13%増(実質ベース、米ドルベース 9%増)となり、売上高の伸びと費用減少、生産性向上によりイノベーティブ メディスンとサンドのコア売上高営業利益率がそれぞれ35%と24%に改善
  • 引き続き生産および事業サービスの改革を行ったことが、コア売上高営業利益率の改善に貢献
  • 営業利益は、主に売上高の増加ならびに費用減少を含めた生産性向上により19%増加(実質ベース、米ドルベース 12%増)
  • 継続事業の純利益は、主に営業利益の拡大により20%増加(実質ベース、米ドルベース 13%増)
  • 2020年通期のフリーキャッシュフロー2は117億米ドル(10%減)となり、訴訟関連の支払いならびに売却益の減少によるマイナス影響が営業利益の増加によるプラス影響を上回る
  • 2020年通期のイノベーションにおけるマイルストーン:
    • 新たに承認された製品:Kesimpta(米国)、Leqvio(EU)、ゾルゲンスマ(EU)、タブレクタ(米国)、コセンティクスのX線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎適応、Adakveo(EU)、Piqray(EU)など
    • 主な臨床試験データ:ベオビュ(DME適応)、ジャカビ(GVHD適応)、アシミニブ(CML適応)、iptacopan(PNH適応、C3G適応)など
    • FDAのBreakthrough Therapy(画期的医薬品)指定:iptacopan(PNH適応)およびligelizumab(CSU適応)
  • 社会における信頼構築に関して大きく前進。医薬品へのアクセスとリンクしたヘルスケア業界初となるサステイナビリティ・ボンドを発行したほか、2030年までの二酸化炭素排出量ゼロの実現を約束
  • 2020年の年間配当金は、前年比1.7%増の1株当たり3.00スイスフランを提案
  • 継続事業1の2021年通期業績予想3 - 売上高は一桁台前半から半ばの成長率;コア営業利益は売上高の伸びを上回る一桁台半ばの成長率

2021年1月26日、スイス・バーゼル発 ― ノバルティスCEOのヴァス・ナラシンハンは、2020年通期の業績について次のようにコメントしています。

「ノバルティスは、COVID-19による逆風にもかかわらず、2020年にすべての戦略的優先課題において堅調な業績を達成しました。業績面では、イノベーティブ メディスンで売上高の成長のほか引き続きコア売上高営業利益率の改善を達成しました。ノバルティスは、米国におけるKesimpta、EUにおけるLeqvioおよびゾルゲンスマなどの多くの新規医薬品の承認や、薬効クラス初の医薬品の広範で奥行きのある中期パイプラインが進展するなど、次世代の医薬品への流れを前進させました。今後の展望として、ノバルティスは、医薬品に集中した企業としての戦略的優先課題の前進が、2025年までの売上高および利益の成長につながると確信しています」

 

主要数値2

第4四半期(10~12月)

  2020年
第4四半期
百万米ドル
2019年
第4四半期
百万米ドル
前年同期比(%)
米ドルベース
前年同期比(%)
実質ベース
売上高 12 770 12 403 3 1
営業利益 2 644 1 823 45 51
純利益 2 099 1 129 86 93
1株当たり
純利益(EPS)
(米ドル)
0.92
(円)
0.50
84 93
フリーキャッシュ
フロー
3 342 3 488 -4  
コアベース
営業利益 3 501 3 462 1 2
純利益 3 034 2 985 1 3
1株当たり
純利益(EPS)
(米ドル)
1.34
(円)
1.32
2 3

 

(1~12月)

  2020年
百万米ドル
2019年
百万米ドル
前年同期比(%)
米ドルベース
前年同期比(%)
実質ベース
売上高 48 659 47 445 3 3
営業利益 10 152 9 086 12 19
純利益 8 071 7 147 13 20
1株当たり
純利益(EPS)
(米ドル)
3.55
(円)
3.12
14 21
フリーキャッシュ
フロー
11 691 12 937 -10  
コアベース
営業利益 15 416 14 112 9 13
純利益 13 158 12 104 9 12
1株当たり
純利益(EPS)
(米ドル)
5.78
(円)
5.28
9 13
  1. 要約版業績報告書(英文オリジナル版)の43ページに定義される、アルコンを除き、イノベーティブ メディスンおよびサンドの各事業、継続されるコーポレート機能を含む継続事業に関するもの。
  2. 実質ベースの数値、コアベースの業績ならびにフリーキャッシュフローは、国際会計基準(IFRS)に準拠していません。IFRSに準拠していない数値の説明は、要約版業績報告書(英文オリジナル版)の55ページに記載されています。本リリースに掲載される成長率は、特に記載される場合を除き、すべて前年同期に対するものです。
  3. 特に眼科領域での処方のダイナミクスを含めた全世界の医療システムが、2021年半ばまでに通常に戻ると引き続き想定していることを含めた、業績予想の前提条件に関するガイダンスの詳細は、8ページ(英文オリジナル版プレスリリース)をご覧下さい。さらに、ノバルティスは、米国においてジレニアおよびサンドスタチンLARのジェネリック医薬品が2021年に上市されないと想定しています。

免責事項

本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。したがって、その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、現在の予想と異なる場合があることをご了承ください。なお、詳細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm20-Fをご参照ください。

ノバルティスについて

ノバルティスは、より充実したすこやかな毎日のために、これからの医薬品と医療の未来を描いています。私たちは、医薬品のグローバルリーディングカンパニーとして、革新的な科学とデジタルテクノロジーを駆使し、医療ニーズの高い領域で変革をもたらす治療法の開発を行っており、新薬開発のために、常に世界トップクラスの研究開発費を投資しています。ノバルティスの製品は、世界中の8億人以上の患者さんに届けられています。また、私たちは、ノバルティスの最新の治療法に多くの人がアクセスできるように革新的な方法を追求しています。約11万人の社員が世界中のノバルティスで働いており、その国籍は140ヵ国以上におよびます。詳細はホームページをご覧ください。
https://www.novartis.com [2]

以上

プレスリリース全文はPDFファイルをご参照下さい。(PDF 764 KB) [3]


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