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たとえ、どんな未来が待っていようとも決して、決して、あなたの手を離さない。いつも一緒だよ。

50歳 男性 《家族から 患者さんご本人へ》

背景

入院中に、あらためて家族の愛情の深さに気づかされた。


今まで支えてくれてありがとう。これからは私がそばにいて支えてあげるからね。(娘より)

53歳 女性 《家族から 患者さんご本人へ》

背景

乳ガンの手術をして3年目に再発して、ガン性腹膜炎になって落ち込んでいた私に娘が言ってくれた一言で私は前向きに生きる力をもらいました。主人は自営業で年々仕事も少なくなり、代わりに私が働いて生活を支えてきました。その姿を見ていた娘は私の良き相談相手であり良き理解者でした。昨年結婚した娘は娘のご主人とそのご両親に理解してもらって、毎日食事を作りに来てくれています。本当に私にとって娘は天使です。


「じいちゃん、今度、いつ泊りにくるの?」

62歳 男性 《家族から 患者さんご本人へ》

背景

先生が言いました。「悪性胸膜中皮腫です、いわゆる、がんです」頭の中を電気が走ったみたいでした。11年前に亡くなった妻の、その時の気持ちが今、すごくよくわかります。帰りの車の中で息子が「今晩、夕食を俺の家で食べて泊まって帰ったら」と言ってくれました。夕食を食べ終わって寝る前に孫が、「僕、じいちゃんと寝る」と言って一緒にねました。翌日帰り際に、孫が言った一言です。先に旅だった妻の分まで、少しでも長くいきて、孫たちを喜ばせてやりたいと思う。


(退院したら)お義母さんのところで同居したほうがいいんじゃないか?

46歳 女性 《家族から 患者さんのご家族へ》

背景

私の実父が進行がんで亡くなって11ヶ月、今度は一人暮らしの実母が癌といわれ、大きな手術を受けることになりました。夫と2人で外食をしているときに、夫が言ってくれた。私たちのマンションと実家は歩いても行ける距離だけれど、そんな風に思っていてくれたことがとてもうれしかった。


絶対、死なさへん。オレが絶対助けたる。 主人より

36歳 女性 《家族から 患者さんご本人へ》

背景

胃がんの手術をして半年後、腹膜に転移していることが分かり、主人から告知された。自分で理解出来ず、認められない思いと、死への恐怖心、色んな思いがおさえられず、その時に力強く言ってくれたことは、何よりも心の支えになっています。今は、こうがん剤を2週間に一度のペースで治療をしています。毎回主人が居てくれます。ありがたいです。


今は泣きたいだけ泣けばいいよ。

69歳 女性 《家族から 患者さんのご家族へ》

背景

咳痰は鼻炎だと思い込んでいた元気印の主人が食欲が無いと言い出し、病院で検査の結果「肺がん3B期」と判明。吐血した場合は命の危険もあるとの診断。即検査続きで入院治療に入り、娘、息子は遠方で家庭持ち。毎日病院に見舞って家に帰り、一人でいると涙にくれている毎日でした。子供たちの悲しみショックも一緒に泣き暮したあの頃です。その後、脳に転移し、全脳照射、抗がん剤点滴で闘病中です。


頑張りなさい!あなた子供二人のお母さんでしょ!

53歳 女性 《家族から 患者さんご本人へ》

背景

突然の急性骨髄性白血病 診断され告知されたときは死を覚悟しました。すぐに皆がお見舞いに駆けつけてくれ泣いている私を見て姉がしっかり手を握り言ってくれたひとことは頑張りなさい!あなた子供二人のお母さんでしょ!でした。目が覚めました!そうだ!子供たちのために頑張ろう!と 8か月の辛い過酷な治療を乗り越えました!


悔いのない人生だった

63歳 女性 《家族から 患者さんのご家族へ》

背景

2012年1月8日、夫は膵臓癌で亡くなりました。61歳でした。3年前病気がわかると、仕事を辞め時間を有効に使うことに専念しました。旅行やスポーツと忙しく活動しながら、一方では免疫療法、サプリメント、動注での抗癌剤投与など治療にも積極的に取り組みました。今でも膵臓癌の生存率は極めて低く、手術で組織を取り除けなかったため、どこかで腹を括っていたようです。亡くなる2週間ほど前に家族にこの言葉を伝えたのです。


一週間休みをもらってきたからね。

76歳 女性 《家族から 患者さんご本人へ》

背景

胃ガンで胃全摘手術を受けたときのことです。遠く離れて働いている娘が付添ってくれて、どんなに心強く頑張れたことでしょう。遺書を残しての入院でした。早期離床。管だらけの身体を支えて、トイレにも一緒に入ってくれて感激しました。あれから18年。今も生命あることの幸せを思っています。



Source URL: https://www.novartis.com/jp-ja/keep-your-hands-on

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